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届かない手紙

最近、オンラインDVDレンタルなるものを試してみています。仕組みは、自分のみたいDVDをリストアップしておくと在庫状況に応じてそのリストの中から発送、家に郵便で到着。返却はポストへ。返却が確認され次第、次のDVDが送られてくるという仕組み。業者や料金プランなどにもよるけれど、大概1ヶ月いくら、という設定で一応、「借り放題」。もちろん、借り放題といっても、自分が見る時間や郵便で往復する時間などを考えると、自ずから制約はあるわけですが。

どういうものなのか興味があって、しかも最初の1週間はお試しで無料だというので試してみたのだけど、なかなかいいから少し続けることにしてみました。忙しい人にはいいかも知れない。でも、そのうち見たいもの見ちゃって解約、ということになると思います。せいぜい、1ヶ月か2ヶ月か。それに、忙しい人は映画なんて見てる時間もあんまりないというアタリマエのことを、身をもって知りました(悲)

ちなみに、ビジネスモデルとしてはどうなんだろう?とも考えてみましたが(さいきんすぐそういう発想になる)、それほどいいビジネスでもないかもしれないですね。郵送代が意外とかさみそう。物流をどう上手くやるかにもよるだろうけれど、店舗の方が儲けが出るのかもしれない。それに利用者側にしても、それほど画期的でもないはず。レンタルビデオ屋が近所にない田舎の人や、忙しい(けど映画を見る時間はなぜかある)ビジネスマンなどには嬉しいかもしれないけれど、それくらいかも知れない。「借り放題」というのに惹かれる人がいるようだけど、頑張って観て通常より割安感が出るくらいで、期待するようなものではない気がします。

さてさて。実は本題はここから。

DVDを返送して、向こうに届くとメールが来る仕組みなのですが、何往復かした後のある日。返却してもメールが届かない。2、3日待っても届かない。1週間になるので、問い合わせてみたら、「届いていない」とのこと。めんどくさいハナシになるのかな、と思ったら、「紛失したようです。郵便局に紛失届を出しておきます」と、いかにも対処しなれている感じのメールが来ました。カスタマーサポート、ちゃんとしてて感じが良かった。

しかし、ぼくの投函したポストというのが、DVDの返却先になっている郵便局の前に設置されているポストなのです・・・。数十メートルで紛失っていうのも何だか変なハナシです。でもレンタル会社が嘘ついてるとも思えないし、そういうのってあるんですね。

考えてみれば、郵便なんて毎日ものすごい数が日本中を流通しているわけで、そんな1通や2通(いや、何百通でさえ)なくなっても確かにおかしくないような気がします。ポストを開けた時にぽろっと、とか。風で飛んでひゅるる〜っと、とか。ありそうな話です。そんなことがあってはいけないのだろうけど、でもありそうなはなし。生まれて二十数年間、こういうことに遭遇したことがなかったのですが、ちょっと考えてみて、非常に逆説的ながら郵便という制度のすごさを改めて実感したりしました。そういえば、アメリカにいたころは、日本ーアメリカの荷物がよくなくなる、という話があったなぁ。

でも、かなり低い確率にせよ、紛失ということがあるとすると・・・肝心なものに限って紛失したりすることは、きっとあるのでしょうね。ラブレターに返事がないというそこのあなた、手紙はちゃんととどいているかな?(笑)

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2004年04月15日 00:24に投稿されたエントリのページです。

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