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匿名・実名、公・私

2日ぶりほどにネットに繋いでいつもみているblogを巡回していたら、HINALOGのひなさんが「不便な身分だなぁ・・・ トホホの巻」との記事。書いた記事が原因でblogが荒れそうなので、仕事の事もあるし、3つほど削除、という状況のようです。

この件は、木村剛氏の「週刊!木村剛」でも「匿名の人はコミュニティを壊す権利を持っているのか?」という記事で触れられていました。経緯はこっちを読んでいただければよく分かるかと思うのですが、匿名の方のコメントが原因だったらしく、こういう問いかけになったようです。

ネット上の言論を観ていると、匿名になるだけでなんでここまで荒れるかなぁ、という事態に出くわす事は多いので、この点についてはみんないいたいことがきっとあることでしょう。個人的には、実名・匿名というハナシはさておき、楽しくやっているところで不快な思いをしなければならないのは残念なことだと思います。

「実名・匿名さておき」と書いたのは、今回の場合はそういう問題よりも、むしろ仕事をしている人が私的にやっているblog(別にblogではなくて普通の個人HPでもいいのですが)で書いている事が私的な次元を越えて影響を及ぼす、という点をどう考えるかがむしろ問題ではないかと思うからです(まあ、結局は同じところに帰着するのかもしれないのですが・・・)。

実名でやっていたとしても、私的にblogをやっているひとがたとえば仕事上で「○○って××なんだぜ」というようなハナシになること自体、どうなのだろう。

今回の件に話を戻すと、ひなさんの場合は(HINALOGの存在意義も含めて)個人の次元と仕事の次元が不可分にごちゃまぜになっているという点で特殊なお仕事ということもあり、同情しつつも「そりゃまあ、仕方がないのかなぁー」という感じもしないでもないのですが・・・。

ただ一般的なハナシとして、「世の中、そんなもん」でいいんだろうか。
公・私とはいっても同じ人間、確かにそんなに割り切れるものではないかもしれないけれど・・・でもどうしても理不尽な感じがするのです。

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2004年05月08日 17:40に投稿されたエントリのページです。

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