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NY Timesにて竜涎香(りゅうぜんこう)の話

Please Let It Be Whale Vomit, Not Just Sea Junk (NY Times)

いつものようにNew York Timesのサイトを見ていたら得体の知れない物体を持っているおばあさんの写真が掲載されていており、おやっと思ってクリックしてみたらこれがまたなかなか不思議で興味深い話でした。

写真のおばあさんはある日アイオワ州に住む姉から突然よく分からないものを送ってこられたそうです。写真を見るだけで明らかに「なんだかすごい」のですが、一体何を送ってきたのかと電話してみると、海辺で50年前に拾ったのだけれど自分の先も長くなく、何だか分からないので海辺に住んでるあんたにあげるよ、という話。で、いろいろと聞いてみたりした結果、ambergrisかも知れないということになったことのようです。

で、ambergrisとは何かというと、日本語では竜涎香(りゅうぜんこう)というらしい。マッコウクジラの体内で出来るもので、香料としてかなり貴重なものであるとのこと。品質にもよるのですが、おばあさんの一塊で200万円以上するのではないかという話になっていました。(もっとも、規制がかかっていて簡単には売れないようなのですが。)

竜涎香という言葉自体初めて知ったのですが、こんなものがあるんですね。そもそも海辺でこんなものが落ちていたら拾うのか?と思ってしまうわけですが、拾った当の本人は単に形が気に入ったからとおっしゃっているとのこと。世の中いろんな人がいるものです。もっとも、記事によると、もっと上の年代の方々の間では見つけたら確保!というのが常識だったようですが。

いろいろ調べてみたら、wikipediaにちゃんと項目があったので、関心のある方はどうぞ。
龍涎香 - Wikipedia

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2006年12月18日 23:20に投稿されたエントリのページです。

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