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2004年03月01日

Saving the Sun


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新生銀行の再上場というイベントもあり、G. Tett, "Saving the Sun: A Wall Street Gamble to Rescue Japan from its Trillon-Dollar Meltdown"に興味を持って、読んでみた。
この本は、日本のバブル経済の崩壊・金融機関の危機が何故生じたのか、という問題を扱った本。日本長期信用銀行の歴史に焦点をあてながら、戦後の驚異的な経済成長をもたらした日本というシステムが何故これまでの停滞に陥ってしまったかを検証している。

バブル経済の崩壊については多くのことが言われている。しかし、問題をめぐる多くの議論が「トップダウン」的なものであり、「高度3万フィートから見下ろして書かれたかのような気分にさせるもの」である・・・
著者は前書きでこのように述べる。裏表紙によれば、著者のTettという人はジャーナリストに転身する前は社会人類学を学んだ経歴の持ち主らしい。著者のフィールドワーク的なアプローチに期待しつつ、読み進めた。

確かに、綿密で周到な取材に基づいて書かれているという印象は受けた。それは本文を通しての印象でもあったし、巻末のacknowledgementsなどからも随分といろんな人からのfirst-handの情報を元に書いている事が分かる。でも、実際の議論の中身はどうかというと、「日本人は和を重んじるから」「株主よりも身内を大事にするから」等々、10年前にすでに聞き飽きたようなステレオタイプ的な日本異質論から一刀両断。いまだにこんな「わかりやすい」説明で納得する人がいるんだろうか、というくらいに。登場人物たちの証言をいくら積み重ねても、予め語りたい物語のピースとして都合良く組み込まれていくだけのようで、全く説得力には結びついていない。むしろ、その根底にある偏見がどんどん見え透いてくるだけ。結局、日本上空高度3万フィートどころか、海の遥か向こうから眺めているのと同じじゃないか、といいたくなる。

そういう意味では、まったくひどい本。
とはいえ、全くのハズレ、という訳でもなかった。非常に読みやすい本ではあるし、一連の出来事に関わった人物たちを全面に押し出す事によって物語をいきいきと描き出す事には成功している。一旦読みはじめると読み終わるのが随分と早かった。<日本が今なお直面する深刻な問題にかかわるノンフィクション>としてではなく、1つの<ストーリー>としてならば、それなりに楽しめた。

ただ、海の向こうで「ふむふむ、そうだったのか」と真に受けている読者もいるかもしれないと思うと・・・。かなり複雑な気分にはなる。でも、それはまた別の問題なのかもしれない。

2004年03月08日

蹴りたい背中、蹴りたい?


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 書くと言いながら、ずっと書いていなかった「蹴りたい背中」の感想。

 ウェブ上で感想を探して歩く限り、マスコミの騒ぎ方に比べて、評判はよくないようだ。手放しで「よかった!」「感動した!」と絶賛しているものもあれば、単にイマイチだったと書いているものもある。何もそこまで悪意をもって辛辣な書き方したんくてもいいでしょう?と思うほどこき下ろしているものもある。
 率直に私の感想をいえば、「まあ、そんなもんかな。いいんじゃない?」というところ。悪い本ではないと思う。まだ読んでいない人は変に先入観を持たないで一度読んでみるといいと思う。ぼくもマスコミがあんまり騒ぐものだから、ちょっと警戒して読みはじめたのだけれど、結果的にはどちらかといえば好感触。
 でも、批判しているひとたちのいいたい事も分からなくもない。
 まず、「感動した!」って手放しで褒めちぎっているひとたちがいるけれど、そもそも「感動」するような本ではないと思う。読み終わった後に一服の清涼感はあるにはあるけれど、それは「感動」なんかじゃないと思う。「感動した」っていう人はもう一度最初から読み直してみた方がいいと思う。「全員基礎からやり直し!」(アミノサプリのCM風)
 それに、「わかるわかる!」ってあまりに沢山のひとが書いていると、本当に分かっているの?という気になってくる。「蹴りたい背中」という感情なんてそんなに普遍的な感情じゃないと思う。ハツが周囲の子たちに抱いている感覚だって、きっとクラスから浮いたことのある人じゃないと分からない。それに、分かる人からしたらそれほど新鮮なことでもない。
 ストーリーにしたって、何か面白いことが起きるわけでもない。かといって、何か引き込まれるような独特の世界観があるわけでもない。だからそういうことに遭遇したようなことをいっている人はどこかズレていると思うし、これから読む人は、そういうことは期待しない方がいい。

 でもね。
 にも関わらず、ぼくは結構好きだと思った。
 確かに、何か深いものがあるわけではない。すらすらって読めてしまうけれど、読んだ後に読み返してみたいという気はそれほど起こらない。何か重厚なものを期待して本を開いた人たちにとっては、裏切りに違いない。でも、それは違う期待をしてしまっていたからであって、それ自体は悪いことではないと思うんだ。分ったような分からないような一言でいってしまえば、この本は善かれ悪しかれ、「消費」に適した本なんだと思う。すらすらっと読めちゃうし、1000円だし。それでもって、「なんか、いいよね。」ってそんな本なのだと思う。

 たぶん、芥川賞なんていう厄介なものを貰ってしまったから、めんどうくさいことになってしまっただけなんだ。確かに、この部分だけは、ぼくも良く分からない。ぼくは文学のことなんて全く分からないけれど、芥川賞に値する作品かと問われたら、大きなはてなマークで返したい。
 ただ、一つの可能性として、もし芥川賞を選んだ人たちが、昨今の活字離れを念頭に、みんなが簡単に消費できちゃって、作者がちょっとかわいらしくて、話題性がありそうで、その上、もちろん本自体もなかなかだから、あげちゃおう、という魂胆なら...それはそれで理解出来なくもない。太宰治なんかは悔しくて悔しくて泣いちゃうだろうけど。

2004年03月13日

ディズニーリゾートのひみつ。

借りて読んでみた、「ディズニーリゾート150の秘密」(新潮文庫)

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「ディズニーリゾート150の秘密」というタイトルの通り、ディズニーリゾートについての「秘密」が一問一答形式で披露されているもの。もともとディズニーリゾートには関心があるので、割と楽しめた。ただ、その一問一答式の構成のせいで、全体としてやや散漫な印象。150の秘密が延々と続いて行くので、途中で疲れてしまう。というよりも、飽きてしまうのだ。しかも、疲れてきた中盤、ふと気付くと「ディズニーリゾート」の話ではなく、「ディズニー」の話にすり変わっていたりする。ディズニーリゾートには興味があるけれど、ディズニーには興味無し!という人(そんな人がどれだけいるのかは分からないけれど・・・)にはちょっとがっかりだ。ぼくも、ディズニーには興味無し!という訳ではないけれど、ミッキーやミニーの話よりはランドやシーの運営についての裏話を期待していたひとりなので、中盤はやや期待外れ。

そうした構成以上に、内容も中途半端なところがある。そうなってしまっている一番の原因は、おそらく、どういった人を対象にした本なのかが、書き手側で練られていないからであると思う。そもそも「ディズニーリゾート150の秘密」なんてタイトルに惹かれるのは、ある程度の回数ディズニーリゾートに行った事のあるリピーターが多いはず。しかし、この本の「秘密」の大半はリピータなら一度はどこかで聞いた事のある話。逆に、一度も行った事のない人が読んでも、何の話だかイマイチよく分からないのではないかと思う。もちろん、その中間くらいに位置する人は「へぇ!」と楽しめると思うのだけれど。

というわけで、希望としてはもうちょっと突っ込んだ本を・・・。ディズニーランド本(?)は他にも色々あるようなので、暇があったら他も読んでみようと思う。

2004年03月31日

「重力と磁力の発見」


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山本 義隆「重力と磁力の発見」

前に読みたい、と書いたような気がしますが、読みはじめました。といっても、まだ(1)の半分を越えたあたりなのですが。

じっくり最後まで読み終わったら感想でも書きますが、とにかく、すごい本。科学史の古典としてこれから読みつがれて行くのではないかと、今から思ってしまう。仮にそういう評価が大袈裟だとしても、とりあえず、(特に理系の学部の人は)大学に入ったら絶対教養のうちに読んでおいたらいいよ、という感じ。・・・と思ったら、UP(リンク先は東京大学出版会)の「東大教師が新入生にすすめる本」で何人も挙げていた。

とにかく圧巻。そして、何よりもおもしろい。おすすめ。
あと、念のためにいうと、自分のことを文系だと思っている人(理系/文系という区分にそんなに意味はないと、ぼくは思うのだけれど)も楽しめると思う。

2004年04月11日

The Paradox of American Power

やらなくてはいけないことが沢山あると、なぜかやらなくてもいいことがしたくなります。人間ってそういうものなのか、自分がひねくれているだけなのか。

半日くらいかけて、Joseph S. Nye, The Paradox of American Power: Why the World's Only Superpower Can't Go It Aloneを読んでおりました。

それなりの本をイメージしていたのですが、イメージに反して小さくて薄くて「冊子」のような外観の本でした。読みやすい。内容は・・・一般向けに書かれている本だからなのか「なんだか、かなり普通」。

ソフト・パワー(ナイだしね。)とか、グローバライゼイションだとか、ITがどうとか。・・・なんだかなぁ。

あ。誤解を招かないようにいうと、そういった問題群が重要じゃないっていっているのではなくて。この本での、そうした問題群の呈示のされ方。それも書く側ではなくて、受け手との関係で。読んで感化された居酒屋帰りのサラリーマンが千鳥足で「で、世界はグローバライゼイションでアイティーなのよー!」・・・みたいな、そういう危うさを、なぜかは分からないけれど、妙に感じるのです。

2004年04月26日

青色LED訴訟

LED裁判“中村神話”覆す告発本の波紋(ZAKZAK)

記事で紹介されていたのは、「青色発光ダイオード―日亜化学と若い技術者たちが創った 」という本。最近出たみたいです。ZAKZAKの記事に書いてあるような内容の本だとすると、一審の判決に書いてあったようなハナシとはちょっと違ってきますね。

ただ以前日記に書いたように(ここがblogになる前だったかな?)、あの判決の世間での取扱いは判決の論理というよりは何百億ともいう金額という話題性先行な感じだったので、個人的には静観、という感じですね。高裁ではおそらくもうちょっと落ち着いた(?)判決が出るのでしょうし。

まあ、本自体はちょっと気になるけれど。どこかで見かけたら立ち読みでもしてみよう・・・。

2004年05月01日

バイラテラル刑法

タイトルは、何かのぱくり。・・・でも、何だっけ。

まあ、それはともかく。有斐閣のホームぺージによると、山口先生の「刑法各論」の質問・回答コーナーが4/20より設置されているようです。

「刑法各論」質問・回答コーナー

刑法総論の時にもあった企画。総論の時はかなり参考になった記憶があります。関心のある方は是非どうぞ。ちなみに8/20までの期間限定らしいので、疑問のある方はお早めに。読者一般から来る質問に対応するのはかなり大変であろうと想像するのですが、読者からすればこういう形の企画はありがたいですね。

2004年05月02日

句読点は大事だ、ね。

Eats, Shoots and Leaves: The Zero Tolerance Approach to Punctuation

いぎりすせいかつさんのところで紹介されていました

面白そうですね。Punctuationについての本らしいのですが、アマゾンに載っている書評によれば、「Who would have thought a book about punctuation could cause such a sensation?」だそうです。

しかし、
Panda. Large black-and-white bear-like mammal, native to China. Eats, shoots and leaves.
って・・・。
どこかで聞いたことがあるような気もしますが、想像するとかなり笑えますね。

念のために書いておくと、shoots(タケノコ)とleaves(笹の葉)を食べる(eat)はずの動物が、食べて(eat)、撃って(shoot)、去る(leaves)動物になってしまっている、ということです。まあいわれてみるとパンダってなんとなくギャングっぽいしなぁ・・・(謎)

2004年05月18日

やっぱりamazonにやられたよの巻

以前、自分の購買意欲を刺激するだけなんじゃないか、と書いたamazon.co.jpアソシエイトの宣伝。(右側の一番下。)結局そうなってしまいました。

洋書の法律関係のベストセラーが掲載されるようになっているのですが、Lessig本が読みたくなってしまって、しかもまだ学校の図書館には入っていないようだったので、ついつい買ってしまいました。マーケットプレイスで中古を安めに仕入れたのでまあいいかな、って感じもするけれど。

やっぱり、危険だ(笑)あんまり自分が関係ないカテゴリのベストセラーに変えておこう。

2004年05月20日

"Free culture" for free

昨日、Lawrence Lessig, Free Cultureを衝動買いした話を書きましたが、実はこの本、タダでPDFをダウンロード出来ます。

欲しい方はこちらで。→http://free-culture.org/freecontent/
(ちなみに出版社のページを見たところ、期間限定と書いてありました。実際どうなのかよくわかりませんが、欲しい方はお早めに。)

そもそも本の内容が内容だけに、という感じですね。このことについてはNYタイムズに『Lessig教授、自身の教義を実践』というような記事が。

ただ、本の場合、PDFでタダでいただけても画面上で300ページ読むわけもないし、印刷してもバラバラになって微妙だし、結局ちゃんと読もうと思ったら、普通の値段ならば本を買おう、という気になりますね・・・。このあたりは音楽の場合と事情が全然違うなぁ、と思います。

レッシグ, 『フリー・カルチャー』

論文がやばいです。
なんだかまた胃が悪くなってきたりしそうなので、ちょっと気晴らしに、レッシグ教授の『フリーカルチャー』の訳をやってみました。You are free to make derivative worksということだしせっかく(?)なので。Introductionだけですが。

ほしいひとはこちらへどうぞ

しかし、ちょっと遊ぶつもりが3時間くらいかけてしまいました。いかん。
何か、使い道があるとすれば(日本語訳はまだ出ていないようですし)、英語はちょっと敷き居が高いけどどんな本か興味があるっていう方向けでしょうか。ちょうど、Introductionはどういう本なのか書いてある部分だし。

ちなみに、FMの話は知りませんでした。( ≧▽)ノΩへぇ!という感じで、本筋とは別にあれだけで面白かったです。

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ちなみに。

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2004年05月29日

レッシグ『Free Culture』邦訳、予約開始

Bulkfeedsでいろいろ検索していて通りかかったStarChartLog @cocologさん経由で知った情報。

『Free Culture』の訳の予約が開始されているようです。
詳細は、たとえば→Amazon:Free Cultureにある通りですが、
翻訳はやはり山形さんで7/7発売だそうです。7月!早いですねー。すばらしいことです。

ちなみに私の方もちょっぴり更新しましたよ・・・
山形訳が出たら自分のと対照してみるといい勉強になるかもしれない。


しかし、そんなことよりもその前に自分の修論をなんとかしろって感じですな・・・

2004年06月02日

The Economic Structure of Intellectual Property Law

5月の検索キーワードをみてここは何のサイトだったっけ?と非常に考え込んでしまった。やはり特定のテーマに絞り込んでいない個人サイトではいろんな話題が交錯して((それはそれで面白い部分もあるとは思うのだけれど))なかなか難しい。 もちろん、法律を勉強していて、しかもアイドル好きで、しかもネット好きという方にはおそらくそれなりにピンポイントなblogだとは思うのですが・・・狭っ。狭すぎる。というわけで、こういう形で続ける以上、興味のない話題は読み飛ばしてください、というスタンスでいくしかないのでしょうかね・・・。 さて、そんな前置きをしたのは、↓のようなものを紹介しようと思ったからです。 William M. Landes,Richard A. Posner, The Economic Structure of Intellectual Property Law(ISBN:0674012046) このサイトの右下の方ではAmazonでの法律関係の洋書のベストセラーが表示されているのだけれど、ここ最近割と上の方にランクされていて、かなり気になっている本の一つ。著者((著者については[google:William M. Landes]、[google:Richard A. Posner]))にしろ、タイトルにしろ、かなりそそられる。しかし残念ながらそんな時間はないので・・・。 お暇な方は是非(読まないで人に紹介するのもどうかと思いつつ)。多分知的財産権についての「法と経済学」的な分析かと思います。誰か読まれた方がいらっしゃったら感想をお聞かせください・・・。

2004年06月04日

高樹千佳子PHOTOBOOK

めざましテレビで宣伝していましたが、お天気担当の「ちかちゃん」こと高樹千佳子さんの写真集が本日発売らしいです。 高樹千佳子PHOTOBOOK「Tapestry」[ISBN:4087803953] 情報だけなら上のアマゾンのリンクよりも、出版社の方[http://wpb-net.shueisha.co.jp/wpb/takagichikako/]が充実。 個人的には美香さん((「めざにゅー」キャスターの杉崎美香さん))の写真集の方がいいんですけど・・・。

2004年07月04日

アクセスガイド外国法

民法専攻の友人が持っているのを見て知った、『アクセスガイド外国法』

アクセスガイド外国法アクセスガイド外国法


6月くらいから本屋に並んでいたそうです。最近生協の書籍部にあまり行っていないので見落としていました。

「外国法の調べ方」系の本は他にもあるとは思うのですが、この本は便利そうです。大体外国法というと英米法、ドイツ法、フランス法・・・あたりで終わってしまいそうなところを、中国法、韓国法、東南アジアの諸国、イスラーム法、イベロ・アメリカ法等々かなり充実。

出たばかりなので最新の情報なのはもちろんですが、インターネットによる検索方法も収録とのこと。値段が少々高めな気もするのですが、とりあえず自分の本棚に備えておきたい感じですね。

基本経済条約集
ちなみに全く関係ないけれど、表紙が『基本経済条約集』に似てますね。(手に取って一番最初に思ったのがこのことでした)でも同じ出版社かと思ったら違った。なんか流行色(?)とかだったりするんでしょうか(笑)

2004年09月02日

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(amazon)


昨日池袋を通ったとき。とんがり帽子をかぶったおねーさんたちが何か売ってるなぁ、と思ったらハリー・ポッターの第5巻の翻訳の発売日だったらしいですね。全然知りませんでした。気付いたのはもう夕方でしたが、早朝から並んで買ったというひとまでいたらしいですね。

正直これまであまり興味はなかったのですが(というよりも、なんだか乗り遅れた感じ。どんどん次のが出てくるし)、機会があったら読んでみたいですね。自分としては「お子さま向け」というイメージもあったのだけれど割と幅広い年齢層のひとに読まれているようだし。

2004年10月05日

うずらちゃんのかくれんぼ

今日も夜に皇室番組を放送していたようですが、愛子様の愛読書「うずらちゃんのかくれんぼ」がアマゾンではついに売り切れになったみたいです(←10/5現在。その後増刷したみたいですよ)。かなりランキングの上の方までいってましたしね。

うずらちゃんのかくれんぼ
うずらちゃんのかくれんぼ

私もちょっと立ち読みしたいなぁと思って近所の本屋さんに行ったら売り切れだったし、相当売れているのかも知れない。絵本はそんなに急にどばっと売れるジャンルでもないだろうし、もしかしたら福音館書店の中の人は今頃大変なことになっているのかも・・・。

でも個人的には福音館書店といえばやっぱり『ぐりとぐら』ですね。(対象年齢がもう少し上なのかもしれないけれど。)ちなみに、ぐらの方が好きです(誰も聞いてないって。)。

2004年11月02日

結婚と離婚の法と経済学

A.W.ドゥネス/R.ローソン編著、太田勝造監訳『結婚と離婚の法と経済学』

いよいよ出るみたいです。出版社のサイトに紹介があります。

「家族法」と「法と経済学」というと一見ミスマッチな感じがするのですが、これがまた非常に興味深いです。詳しい紹介は今度書こうと思います。

2004年12月27日

「Code」の第2版はwikiで。

Lawrence Lessigを見ていたら、「Code」の第2版の話が出ていた。もう5年も経っているので内容をアップデートということのようなのだけれど、なんとwikiでやるということらしい(Lawrence Lessig:tis the season: II)。

2月に初版がwikiにアップロードされ、6月くらいまでにアップデートして、その結果を受けてレッシグ教授が第2版を書く、という流れの模様。その後wikiはCCライセンスの下で維持されるらしい。

面白いことをやりますね。

2004年12月28日

終戦のローレライ

終戦のローレライ 上
終戦のローレライ 上

福井晴敏『終戦のローレライ』を読み始めてみたのですが、読み始めたら寝られなくなってしまいました。いや、読み始めた時点ですでに3時くらいだったのですが。こう、なんというか詰まっている割にはスピード感もあったりで、なかなか面白そうです。って、まだ上の半分くらいしかいっていないのですが。

読み終わったらまた感想でも。

2004年12月31日

「いま、会いにゆきます」

いま、会いにゆきます
いま、会いにゆきます

今さらながら読んでみました。取りあえず(ぼくの悪い癖だけど)穿った見方から入ってみると、確かに、純愛ブームで癒し系ブームで、「今」が欲しているものを満たしてくれる本だな、という印象が一番。ああ、なるほど、これは売れますわ、って。

・・・とか冷静に書いてみたのだけれど、正直結構泣けました。涙ぼろぼろって感じでもなかったけれど、ちょっと切なくなって、でもあたたかくなる。出てくる父子はほんと幸せそうで。ああ、「愛すること」ってこういうことだよな、っていう。おすすめです。

ただ、読み方というか、人によって評価が分かれる本なのかも、というのもあって。ちょっと素敵な「おはなし」(ひらがな)だと思って絵本のページを一枚一枚めくるような感覚で読んでいくとよいと思うのだけれど、「恋愛小説」(漢字)だと思って読み進めていくと「ストーリーの都合の良さ」が気になって、感情よりもアタマのもっと理性的な部分が作動してしまうかも。

きっと読んで感動する人とそうでもない人の差はそのへんから出てきて、ボロボロ泣いちゃった派からすれば「いや、おはなしなんだからさ」「純粋な人にしか分からないんだよ」という感じになるのだと思うけれど、そこは純粋なココロの持ち主かどうかというよりも捉え方の差で、「ついていけない」と一旦感じちゃったらそれはそれでしょうがないのかも。

おはなしの最後には意外な仕掛けが用意されているのだけれど、特にその最後のエピソードに関してはなかった方がいいという人もいそう。というのも、きっと最後の部分で捉え方の違いが一番はっきり出てきてしまうような気がするので。ぼくはすんなり受け容れられたというか、むしろあのラストがあってよかったと思ったけれど。全てを分かった上での「いま、会いにゆきます」の重みが、とにかく心にしみて。

2005年02月02日

ローレライ

最近やたらとテレビで『ローレライ』のCMが流れたりミニ情報番組みたいなところで取り上げられたりするようになりましたね。3月5日公開らしいのでちょっと気が早いなあと思っていたらフジテレビが絡んでたんですか、そうですか。・・・ということは、スウイングガールズ並にヘビーに宣伝したりするんですかね?

まあ、そんなことはさておき。原作の福井晴敏『終戦のローレライ』のことを以前少しだけ書きかけていてそのままだったのを思い出しました。

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2005年04月05日

加藤ローサ「ローサのもと」

少し前の話になるのですが、加藤ローサblog「ローサのもと」の話題が。「興味のある人ない人、ぜひ目を通してみて下さい。」とのことなので、ローサ様がそうおっしゃるなら!、ということでチェックして参りました。

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2005年04月30日

Crusing the Anime City

Cruising The Anime City
ずいぶん前に購入したのですが、紹介するのを忘れてました。Patrick Macias, Tomohiro Machiyama, "Cruising The Anime City: An Otaku Guide To Neo Tokyo".

まあ、内容はホントに副題の通りです。An Otaku Guide To Neo Tokyo。発売になる前にHOTWIREDで紹介されていて、そういえば通訳案内業(参照)の免許を持っていたりする私なので、そういう観点からの興味で購入してみたのですが、これがなかなか面白かった。

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2006年04月22日

サイゾー5月号の表紙に夏帆さま&写真集

コンビニに立ち寄ったら、サイゾー5月号の表紙が夏帆さまでした。サイゾーの公式サイトはこちら。で、表紙はこんな感じです。
こういうのを見かけると雑誌の中身とは関係なしについつい買ってしまいそうになる。が、しばらくすると捨てるに捨てられないけれどどうでもいい「荷物」と化してしまうので、やめておきました。

なお、もう一つの夏帆ニュースとしては、1st写真集が発売のようです。ガメラ絡みの模様なのですが、それ以前に写真集は初というのが意外でした。しかしよく考えてみれば、いわゆる「グラビアアイドル」系のマーケットはかなり大きそうであるものの、「かわいい女の子」系(ってどんなだ)写真集のマーケットはそれほど大きくないのかも。一昨年の加藤ローサカレンダーが売れ残ってセールになっていたりしましたしね。そのへんはイマイチよく読めないところです。

2006年05月26日

川内倫子『CUI CUI』

東京都現代美術館のカルティエ現代美術財団展に行ってきたのですが、川内倫子さんの『Cui Cui』にやられました。

Cui Cui
Cui Cui
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川内 倫子
フォイル (2005/03)
売り上げランキング: 10,078

写真集の写真をスライドショーにして音楽をつけるという形式だったのですが、とにかく写真がよくって。もちろん音楽もマッチしていて、とびっきり素敵な感じに仕上がっておりました。他にもよいものは色々あったのですが、圧倒的に心に残ったのがこれ。それなら別にあの展示じゃなくても・・・と思わなくもないのですが、でも実際そうだったのだから仕方がない。

普通の家族のなにげない場面を追っただけの写真にも関わらず様々な感情を刺激され、温かい気持ちになったり、泣けてきたり。そこに当たり前のようにあるものこそが一番大事なのだな、としみじみ思ってしまいました。「現代」の一側面をシャープに表現したような作品が多いなか、最後の方でこの展示に出会ったので一層感慨深かったというのもあるのかもしれない。

ちなみに川内さんはweb上でフォトダイアリーもやってらっしゃるようです。

Rinko Kawauchi photo diary

早速ブックマーク。

2006年05月30日

U.S. International Taxation and Tax Treaties

Rhoades & Langer U.S. International Taxation and Tax Treaties
Rufus Von Thulen Rhoades Marshall J. Langer
Matthew Bender & Co (2001/12/30)

最近よく本の衝動買いをするのですがこの頃どんどんその対象がエスカレートしてきています。本日は思いとどまったのですが、なんでもワンクリックで買えてしまうアマゾンって怖いですね。

2006年08月12日

「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」

三島由紀夫賞最終候補作品として議論沸騰、魂を震撼されたあの伝説の小説がついに刊行!」と本の帯の裏に書いてあったので、どんなだ!?と思いつつ購入し仙台から帰りの新幹線で読んでいたのですが、魂を震撼させられる感じではなかったかな、残念ながら。

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